西京区大原野 小塩山に鎮座する山寺「金蔵寺」。
山深い場所に位置しているこの場所は、
車で行くにも道は険しく、徒歩や自転車では行くのも辛い・・・。
そんな険しい旅路でも、訪れてみたくなる魅力がたくさんある金蔵寺を今回はご紹介したいとおもいます。
hi-photographyでは、ガイドブックや大手観光サイトでは見つけられない京都の魅力的な場所を多数紹介しています↓
こちらもぜひ。
このページの内容
金蔵寺について
概要
天台宗西岩倉山 金蔵寺は西京区小塩山にひっそり鎮座する古刹です。
秋の紅葉のシーズンには隠れた人気スポットとなりつつあるのですが、
それ以外の季節にはあまり人も多くなく、
のんびりゆったりと境内をめぐることが出来ます。
ただ、金蔵寺に至るまでの道のりがかなり険しいため、
所在地の詳細とあわせてこの記事の最後のほうでご紹介します。
金蔵寺の見所を写真で紹介
見所①緑がまばゆい「もみじの隠れた名所」
もみじといえば秋の朱色に染まる紅葉を先にイメージしてしまいますが、
初夏から夏までの青もみじも侮るなかれ、とても爽やかで美しいのです。
金蔵寺はもみじの隠れた名所として知る人ぞ知る場所なのですが、
ここでは境内の青もみじの景色を少しご紹介します。
この日は境内に訪問者もほとんどおらず、ほぼ独り占め状態。
緑あふれる境内でゆっくり深呼吸をすると心が穏やかになるようでした。
これだけきれいな青もみじだと、秋の紅葉がどうしても気になるかと思います。
実はもうすでに秋にも訪問しているのですが、まだ記事は完成させられていない為、そちらの記事も完成次第リンクを貼らせていただきます。
見所②京都を一望できる「見晴らし台」
本堂の奥に進むと、
「見晴らし台へ」と書かれた看板を見つけることが出来ます。
この看板に従って進んでいくと、このような広場に行き当たります。
この右奥のほうに見えている台が展望台となっています。
ここからは京都市内を一望する景色を楽しむことが出来ます。
この日は望遠レンズを持参していなかったのですが、
遠景に京都タワーや京都御所も見ることが出来ました。
空気の澄む雨上がりに訪れるとよりクリアな京都の景色を楽しむことが出来そうです。
見所③タヌキの酒盛りも見れる?!「境内の至る所にタヌキの信楽焼」
上記の写真で紹介した広場の写真に小さな建物が写っていますが、
そちらの中を覗いてみると、、、
二匹のタヌキが酒盛りを楽しんでいました!
実はこのお寺、
境内の至る所にこのようなかわいらしいタヌキの信楽焼が置かれているのです。
たくさんのタヌキがあるのは以前訪問した時から知っていたため、
「全部で何匹居るのか今回は数えてやる!」
と意気込んでいたのですが、あまりにも数が多すぎて断念。。
ですが、ここでは何匹かのユニークなタヌキたちをご紹介します。
大きな葉っぱに隠れているタヌキ。少し覗いているのもかわいらしい。
そろばんを持った商売上手そうな子も。足元にはすでにいくらかの稼ぎが…。
これらは境内のタヌキのほんの一部です。
ゆっくりとした時間の流れるこの場所で、
お気に入りのタヌキを探すのもいいかもしれませんね。
拝観時間・拝観料・駐車場について
拝観時間
8:00 – 17:00
拝観料
志納300円
駐車場
自家用車20台ほど駐車可能なスペースあり
金蔵寺へのアクセス
京都府京都市西京区大原野石作町1639
車の場合
上記の場所までgoogle mapのナビの通りに進めば到着できるのですが
道自体がかなり険しいため少し紹介しておきます。
・車一台の道幅で離合困難な場所もある
このように対向車が来たら戻らなければいけない場所もあります。
ところどころに車2台がすれ違える場所もありますが、
車の運転に不慣れな方の一人での訪問はおすすめできません。
・急こう配な坂道がある
金蔵寺まであと少し!というところにかなりの急こう配な坂道があります。
写真で見ても伝わりにくいかもしれませんが、
想像以上にきつい角度の坂道のため、運転の際はご注意ください。
バスの場合
京阪京都交通バス「長峰」にて下車後、徒歩1時間ほど
※金蔵寺付近にバス停がないためかなりの距離を歩くことになります。
足腰に自信のある方以外は別の方法での訪問をご検討頂くのが良いかと思います。
おわりに
今回は金蔵寺のご紹介でした。
山深い古刹で、もみじをゆっくり堪能したい方にはぜひおすすめのスポットです。
今後も京都の穴場をご紹介していきますので、お楽しみに。
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