京都の北部、舞鶴市に鎮座する「八幡大神市姫神社」。
この神社には、境内をJRの電車が駆け抜ける珍しい景色がありました。
今回の記事では、この八幡大神市姫神社の魅力を紹介していきたいと思います。
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このページの内容
舞鶴市 八幡大神市姫神社について
概要
京都の海沿いの市、舞鶴市の市場という町に鎮座する「八幡大神市姫神社(はちまんだいじんいちひめじんじゃ)」。
創立年代は不明のこの神社ですが、地域の言い伝えによると、ここは「海防の守護神」として建立されたと伝えられているのだそう。
舞鶴の歴史を遡ると、舞鶴港は日清戦争や日露戦争などの要港とされてきたことがわかります。
そんな海戦の安全を祈願して、八幡大神市姫神社は建立されたのだろうと読み解くことができますね。
次の章では、この神社の魅力を紹介していきたいと思います。
舞鶴市 八幡大神市姫神社の魅力の紹介
魅力①:境内をJRの電車が横切る景色
やはりこの神社の最大の見所かつ魅力は、境内を横切る電車の景色です。
ただ鳥居の前を通っているだけではなく、参道の途中で踏み切りが設置されているため、しっかりと境内を貫く形で横切っているのですね。
鳥居の真横に踏み切りがあるため、他の神社ではなかなか見ることができないこんな景色も見ることができるのです↓
鳥居と看板の異質な組み合わせが新鮮で、つい何枚も写真を撮ってしまいました。
そんな境内を横切る電車がある景色ですが、どんなタイミングで見ることができるのでしょうか。
以下では、「電車が見ることができるタイミング」について少し解説します。
境内を横切る電車が見れるタイミング
八幡大神市姫神社は「東舞鶴駅」が最寄り駅であるため、境内の前を電車が横切るタイミングも東舞鶴駅の時刻表に近しくなっています。
東舞鶴駅(小浜線)の時刻表:こちら
境内を電車が横切る景色を見る手順をまとめるとこんな感じです↓
東舞鶴駅(小浜線)の時刻を確認する
↓
東舞鶴駅発の時刻+約2分ほどで神社の前を通過する
このような計算で、境内を電車が通過するタイミングを予測することができます。
(だいたいこのようなタイミングでしたが、電車の遅延などにもより通過時間はまちまちなので、あくまで参考程度にご確認ください。)
魅力②:随所で苔むす境内
次に魅力的に感じたのが、境内の随所を覆う苔たち。
木々の根っこから狛犬の頭、、
等間隔に並ぶ石柵から境内の通路や本殿まで、至る所を苔が覆う景色が広がっており、苔好きにはたまらない空間でした。
まだまだ写真には載せきれていない苔の景色が他にもたくさんあります。ぜひ実際に訪れて探してみてくださいね。
魅力③:入り口にそびえる不思議な木々たち
一の鳥居の前に佇む4本の木たち。
一本一本が個性的で、どこか意味ありげな佇まいに惹かれてしまいました。
木に名札などがついていなかったのですが、それぞれの木についてちょっと調べてみました。
一番左の可愛い角刈り?みたいな木が、おそらく「ヒバ」系の木。どこかでみたことがある感じの葉だな…と感じていましたが、生垣などによく使われる木なのだそう。
右から二番目の木は「桜」の木。インターネットでこの神社について調べていると、この木に桜が咲いている写真をいくつか見かけました。次は春に訪れてみたいと思います!
一番右の木、この木はおそらく「サカキ」ではないでしょうか。
サカキは漢字で「榊(木へんに神)」と書き、神社の神事で使われる「玉串」に使われる植物でもあるのです。
このことからも、神社にはふさわしい木に感じますね。
左から二番目の木、一番特徴的で面白い形なのですが、調べても名前がわかりませんでした。。
もしも木に詳しい方がおられたら、ぜひ教えてほしいです…。
舞鶴市 八幡大神市姫神社の拝観時間・拝観料・駐車場について
舞鶴市 八幡大神市姫神社の拝観時間
拝観自由
舞鶴市 八幡大神市姫神社の拝観料
無料
舞鶴市 八幡大神市姫神社の駐車場
境内に駐車場はありませんが、参道のすぐ近くに駐車可能な場所がありました。
和風レストラン「ふじの実」の駐車場。
神社の参拝に合わせて、こちらのレストランで腹ごしらえをするのも良いですね。
(レストラン利用以外の駐車の場合は、1時間につき500円となります。)
また、レストラン「ふじの実」の駐車場と、八幡大神市姫神社の参道は繋がっているため、神社へのアクセスもしやすくなっていました。
駐車場奥の歩行者出入り口を抜けると、、
八幡大神市姫神社の参道の途中へと抜けることができます。
舞鶴市 八幡大神市姫神社へのアクセス
舞鶴市 八幡大神市姫神社の所在地
〒625-0025 京都府舞鶴市市場
公共交通機関の場合
●電車
「京都駅」にて各停 園部行に乗車後、「園部駅」で各停 福知山行に乗り換え、「綾部駅」にて舞鶴線 各停 東舞鶴行きに乗り換え、「東舞鶴駅」にて下車後、徒歩19分
車の場合
Googleマップのナビで「八幡大神市姫神社」を目指せば、問題なく到着できました。
最後に
今回の「八幡大神市姫神社」についての記事はいかがでしたか?
境内をしっかりと電車が横切る神社は初めて見たため、現代と古くからの歴史が混じり合うような、魅力的な場所に感じました。
苔好きな方にもおすすめしたいこの神社、舞鶴へ訪れた際はぜひ参拝してみてくださいね。
ではまた次の記事で。
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