清水寺のすぐそばにありつつも、ほとんどの人々に知られていない印象の「鳥辺山妙見堂」。
実はここに、「もう一つの清水の舞台」が存在するのです。
今回の記事では、鳥辺山妙見堂の魅力やアクセスの詳細を紹介していきたいと思います。
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このページの内容
鳥辺山妙見堂について
概要
鳥辺山妙見堂(とりべやまみょうけんどう)という名前は通称で、正式名称は智積院(ちしゃくいん)というそうです。
京都市東山区には、一般的に「智積院」と呼ばれる真言宗智山派の総本山の寺院が別であるため、この記事では通称の「鳥辺山妙見堂」と呼びながら進めていこうと思います。
実はここ、地図上で見ると清水寺にとても近い位置にあり、さらに「もう1つの清水の舞台」と呼べる舞台まであるのですが、ほとんど知られていません。
そんな知られざる魅力を、これから深掘りしていこうと思います。
鳥辺山妙見堂の魅力の紹介
魅力①:鳥辺山妙見堂の「もう1つの清水の舞台」
やはり鳥辺山妙見堂の最大の見所は、この「もう1つの清水の舞台」とも言える舞台でしょう。
■なぜもう1つの清水の舞台なの?
もう1つの清水の舞台と呼べる根拠として、鳥辺山妙見堂の舞台は清水の舞台と同じ「懸崖造り(けんがいづくり)」と呼ばれる建物なのです。
「懸崖造り」とは、急な山の坂道や崖に建てられた建物のこと。
同じ技法で建築されているため、見た目も似てくるのですね。
さらに鳥辺山妙見堂は、清水寺と同じ「清水エリア」にある懸崖造りの舞台という意味でも、「もう1つの清水の舞台」と呼ぶにふさわしく感じますね。
魅力②:境内で会えるかも?案内役の猫ちゃん
もう一つの鳥辺山妙見堂の魅力は、境内に暮らす猫ちゃんの存在でしょう。
ここについて下調べをしている時、境内に猫ちゃんがいるという情報をいくつも発見し、楽しみに訪れたところ無事出会うことができました。
気ままに暮らす猫ちゃんなので必ず出会えるという保証はありませんが、この時は1匹の猫ちゃんが境内をゆっくりと案内してくれました。
ふと目を離した次の瞬間にはどこかへと去ってしまいましたが、猫ちゃんとの楽しい時間を過ごすことができました。
魅力③:清水エリアながら、一人の時間を満喫できる
この日は土曜日だったので、清水エリアはどこへ行っても人で混雑していました。
しかし鳥辺山妙見堂では、最初から最後まで一人きりのゆっくりした時間を過ごすことができました。
舞台に設置されたテーブルで、一人ゆったりとしばしの休息。
舞台から見える遠くの景色を眺めながら、落ち着いた時間を満喫できました。
鳥辺山妙見堂の拝観時間・拝観料・駐車場について
鳥辺山妙見堂の拝観時間
拝観自由
鳥辺山妙見堂の拝観料
無料
鳥辺山妙見堂の駐車場
駐車場:なし
境内には専用駐車場はありませんが、コインパーキング「リノパーキング清水寺前」が最寄りでおすすめです。
鳥辺山妙見堂へのアクセス
鳥辺山妙見堂の所在地
〒605-0846 京都府東山区五条橋東6丁目522
公共交通機関の場合
●バス
京都駅前より「市営206」に乗車し、「五条坂」にて下車後、徒歩約7分
車の場合
Googleマップのナビで「鳥辺山妙見堂」を目指すと、コインパーキングの無いルートを案内されてしまうため、Googleマップのナビで「茶わん坂」を目指し、近隣のコインパーキングに駐車後、裏参道から妙見堂へ行かれることをおすすめします。
車でのアクセスをまとめると…
Googleマップのナビで「茶わん坂」を目指す
↓
茶わん坂のコインパーキング「リノパーキング清水寺前」に駐車
↓
裏参道より鳥辺山妙見堂へ
ところで裏参道ってどこなの?!となっておられますよね、、。次の章で「裏参道」への行き方を、「清水寺から鳥辺山妙見堂へのアクセス」と併せて詳しくご紹介します。
清水寺から裏参道を通って鳥辺山妙見堂へ行く方法
ここでは、清水寺から裏参道を通って鳥辺山妙見堂へ行く方法を詳細にお伝えします。
こちらがマップ上のルートです。
まず、清水寺の仁王門前から、右側の道へと進みます。(清水寺周辺は人が多いですね…)
すると、道の右手に下りの階段が見えてくるため、こちらへ進みます。
ほどなく、目の前に茶わん坂が見えて来ますので、そのまま下る方向に茶わん坂を進みます。
茶わん坂の途中、左手に「和風喫茶きよみず」という喫茶店が見えて来ますので、その脇道を左に進みます。
しばらく進むと、家に囲まれたロータリー?のような場所に出て来ますので、そこを右側へと進みます。
裏参道はもうすぐそこです。
しばし進むと、左手に緑色のフェンスが見えて来ます。ここが「裏参道への入り口」ですので、左へと入っていきましょう。
裏参道の階段を進むと、鳥辺山妙見堂へ到着します。
このルートを使い、清水寺と併せて鳥辺山妙見堂へも訪れてみてくださいね。
最後に
今回の「鳥辺山妙見堂」についての記事はいかがでしたか?
「もう1つの清水の舞台」や「境内の案内猫」を目指して訪問したり、清水寺の人混みに疲れた時の一息としてもぜひ訪れてみてくださいね。
ではまた次の記事で。
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