じりじりと肌を焦がす暑さが続くと、涼しい場所を無意識に求めてしまいます。
「この辺で涼しそうな場所はどこだろうな…」と想像したとき、なぜか一番に思い浮かんだのが龍安寺。
直感に従って龍安寺へ行ってきました。
今までに沢山の寺院を訪ねましたが、龍安寺の拝観入り口へのアプローチは特に好き。
緩やかなカーブの先に広がる境内、いつも期待が高まります。
境内に入ると早速見えてくるのは、巨大な池「鏡容池(きょうようち)」。
池の雄大さよりも、アヒルの可愛さにばかり気をとられてた。
手水や緑の景色に、気持ちはどんどん涼しくなってくる。
石庭のある方丈へ向かいます。
お寺に差し込む自然光はなぜこんなに魅力的なんだろう。
明から暗へのグラデーションにしばし見惚れる。
見所の石庭には沢山のお客さんが。
何年か前までは「写真撮るなら絶対無人で!」という思いが強かったけど、人が入り込む写真が好きになってきた今日この頃。
「吾唯足知(「吾れ唯足るを知る」)」
いつも何か足りないと感じていたり、現状に満足できないと感じる自分がいるけど、よくよく考えると今でも十分満ち足りているのかなと。
物欲も抑えねば。(新型のMacBook Airが欲しいです。)
現在「西の庭」が特別拝観中とのことで、せっかくなのでこちらも覗いてみる。
普段見ることが出来ない場所というだけでなんともワクワクしてしまった。
再び方丈に戻ると、庭師さんが剪定中。
いつも美しい庭をありがとうございます。
境内をゆっくり歩いて、帰りましょうか。
拝観ルートの最後に、最初に見た鏡容池のそばをもう一度通る。
静かな水面に映り込む景色。なるほど、まさしく鏡容池です。
しっかり涼を体感したひと時でした。
最後まで見て頂きありがとうございます。
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