京都五花街の一つである上七軒は、
今もなお、情緒溢れる町並みが残る場所。
メインの通り、「上七軒通」はよく通るけど、そういえば沢山ありそうな路地裏は散策したことがなかったな…。
ということで、今回はそんな上七軒の”路地裏の魅力”を探る散策へ行ってきました。
上七軒と聞いて、最初にイメージするのが、この通りの景色や花街らしい提灯だと思いますが、、
大きな通りの脇に見える、細道の誘惑に乗せられて。
あえて道を外れてみましょう…。
一気に雰囲気が変わりましたね。これまた大通りとは違う魅力のある町並みです。(個人的にはこういうムードの場所のほうがワクワクして好きだったりします…。)
この路地裏を満喫したら、また別の路地裏へ。
朱塗りの外壁の向こう、「おでん」の提灯に惹かれて。
ここもまた好みの雰囲気。あの提灯がなければ、こんな魅力的な場所も見落としていたのかと思うと、じっくり散策することの大切さを感じます。
そしてまた別の路地裏へ。
町ゆく人々それぞれに物語があるのだと知った気がします。
その後もゆるりと散策をしていると、どことなく視線を感じる。。
近くの民家、ベランダのほうに目をやると、なんとも可愛い観察者を発見。
「なんしとんねんコイツ。」みたいな冷めた視線を私に送って、チャチャチャッと走って逃げていきました。
また会いたい。
この視線に気が付いたときは、ちょっとだけビクッとしました。
「塗れませんでした」
とても正直ですごく惹かれた壁。はしごの高さ不足が原因か、ペンキ切れが原因か、、などと考えてうろうろしていると、どうやらここはカフェみたい!
「フィンランドカフェ ポーヨネン」というお店。
ちょうど小腹が空いていたし、正直な外壁の虜にもなっていたので寄ってみました。
「軽く食べられるメニュー何かありますか?」と伺ったら、メニューにはないけど小腹満たせるもの作ってあげる!とのこと。優しい。
300円のコーヒーと、
チーズとハチミツがかかったスコーンに、コケモモのソースを添えた一品を頂きました。
コケモモって何だろう…?というレベルの知識の無さでしたが、絶妙に美味でペロッと完食。
店員さんがとても気さくでしばらく話し込んでしまいました。ここはまた来よう。
ちなみに外壁の「塗れませんでした」は、ペンキ切れを正直に書いたのだとか。
路地裏には面白い出会いも転がっているんですね。
さぁ、次の目的地を考えながら、もう少し撮影しよう。
最後に見かけたビアガーデンの屋外灯。
次は夜に来ねば…。
最後まで見て頂きありがとうございます。
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上七軒って、こんなところもあるの?!
となりそうなディープな路地裏のブログ、書いてみました。https://t.co/V91r7FcruN pic.twitter.com/CQasxtkS3L— Hino | hi-photography (@hiphotography1) July 18, 2022
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