【Lightroom】白とびしかけている空を段階フィルターできれいな空にする方法

今回は段階フィルターを活用して白飛び(しかけている)空の階調を取り戻し、きれいな青空にする方法を解説します。

今回はこちらの画像で解説していきます。

段階フィルターは「範囲マスク」を活用する

まず段階フィルターのパネルを開き、きれいな空にしたい部分をざっくりと範囲指定します。

ここからパラメータを調整していくのですが、
このままでは空だけでなく、周辺のビルも一緒に色や明るさが変わってしまいます。

ここで活躍するのが「範囲マスク」です。

まずは「選択したマスクオーバーレイを表示」にチェックを入れ、選択範囲を可視化します。
次に「範囲マスク」から「輝度」を選択します。
※「輝度」を選択した理由について、
今回は”白く明るい”空という明暗がはっきりしたものがを選択対象ですので
輝度」を選択しています。
真っ赤に染まる夕焼けなど、
選択対象の色味がはっきりしている場合は
カラー」を選択していただいてもかまいません。

続いて、「範囲」と「滑らかさ」のつまみを調整して、空がきれいに選択されるポイントを探ります。
※明るいものを選択する場合は、範囲の左のつまみを右に、
 暗いものを選択する場合は、範囲の右のつまみを左に、
 というように動かすときれいに選択することができます。

きれいに空を選択し終わったら、あとはホワイトバランスや露光量を調節し、イメージ通りの空へと仕上げていきます。

日が沈んだ後の残照を思わせる青い空に仕上がりました。

ビフォーとアフターの比較

今回は段階フィルターを活用した空の色味の調整について解説しました。

また次回をお楽しみに。

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